カリフォルニアから帰国。
一ヶ月を振り返って、沢山の思い出の中でも
マダムとの出会いは特別な出来事。
私が描きたかった女性像がリアルにそこにいた。
颯爽と歩く姿が何とも粋でエレガント!
初めてすれ違った時、あまりにもその華やかなオーラに金縛りのような錯覚におちいり、ただ、ただ、あの女性を描きたい!と。
そして、また会う機会を狙って、あなたを描かせて欲しいとお願いしたのがはじまり。
実際の彼女は想像以上に魅力的な人…!
近寄りがたいほどの美しさなのに、話してみるととってもチャーミング。ただ、彼女を前にするとあまりにも眩しすぎて、ひとつひとつの仕草を記憶しておきたいのにドキドキして。。
これって…久々の感覚!
そう、私は彼女に恋をした。
クリエイションする時、作品に対して恋愛感情に近い感覚というか、強く感情移入をしていることもある。無条件にどうしようもなく魅了されてしまうモチーフ。彼女の美しき佇まいそのもの。
彼女と出会ってからのカリフォルニアでの数日間の蜜時は宝物。常々思うけれど、人と人は時間の長さじゃない。たとえほんの一瞬でも一生の出会いになる。